神のみぞ知る

2021.11.20

コロナ感染が一旦、急激に収束しています。夏ごろの感染拡大が幻のように感じるぐらい減っています。本当に?俄かには信じがたい減りようですが、東京や大阪でも1日の感染者が、一桁に突入しています。不思議です。街には人が溢れ返るようになったのに、感染者は増えていません。さて、いつまで続くのでしょうか。近々、治療用の飲み薬も出回ると言われています。3回目のワクチン接種もあるでしょう。これで終わりでしょうか。いや、人々はそんなことは信じていません。もうこれだけ長くウィルスの脅威が続いたのですから、どのような状況になっても、終結するなどとは考えていないでしょう。疑心暗鬼は払拭されず、心のどこかで脅えが続くのは確かだと思います。でも、人間は頑張っています。ウィズコロナなどと言いますが、まっぴらごめんです。絶滅コロナが合言葉でありたいものです。
さて、季節はもう晩秋です。緊急事態宣言が解除され、観光地も少し怖いぐらいの人出になって行きそうですが、秋の風情は高まります。紅葉あり、秋らしい食べ物あり、そして、心地良い秋の空気が漂います。金木犀の香り、松茸の香り、サンマの煙など、嗅覚に訴えてきます。気候変動でサンマが獲れなかったり、北海道の貴重なバフンウニがたくさん死滅するなど暗いニュースもありますが、コロナ騒ぎさえなければ何気ない恒例の秋なのです。近年は、地球温暖化と言います。もちろん、人間のせいではあるのですが、地球創造期より地球自体は活きているのです。地球の表面にはプレートがあり、その下にはマグマがあるのです。プレートが動き、マグマが時折噴出するのは、地球の活動周期であり、絶えることはありません。もしこれらの活動が無くなってしまえば月と同様、水も空気も生物も存在しない星となってしまいます。今は、太陽系で唯一生物が存在する星なのです。いや、火星人や木星人は存在するかもしれません。しかし、現在の科学では、まだそれは証明できていないのです。宇宙が無限と考えると、もっとたくさんの太陽系のような星は存在するかもしれません。そして、そこには、人間のような生物が存在するかもしれません。宇宙には端てはないのです。都会で視認できる星は少ないですが、人工光のない海や山では、まるで宝石をちりばめたように無数の星を見ることができます。それを見ると、星同士がぶつからない広い宇宙空間が本当にあるのかと考えますが、人間が打ち上げた無数の人工衛星が、共にぶつからずに浮遊していることを思うと、やはり宇宙空間は広大なのです。最近のロケット打ち上げ技術は、国策だけではなく、民間がこぞって技術をもち、民間ベースで宇宙空間に行ける計画をしています。米国のスペースX社が、クルードラゴンという宇宙船をすでに打ち上げて、宇宙空間への移動を実現させました。現状では、一人当たりの数時間の宇宙飛行で数千万円の費用が必要らしいですが、民間の力だけで宇宙に飛び立てる時代になったということには間違いありません。但し、宇宙船に乗れるようにするためには、半年間の訓練が必要とのことです。そう考えると、我々世代ではもう体力的にもコスト的にも夢の夢で終わるしかありません。しかし、無重力の経験と、宇宙から見た青い地球を一度は見たいと思いませんか?宇宙空間から地球を見ると、地球のあちらこちらでカミナリの現象を観れるようです。もちろん、人工的な光の集積も確認できるようです。都会エリアは、オレンジ色に光っているとのことです。そう考えると、人間は膨大な量のエネルギーを消費しているのです。カーボンニュートラル、本当に実現できるのでしょうか。現状の施策は、堂々巡りにしか映らないのですが。