月別: 2022年10月

日進月歩で四苦八苦

2022.10.20

 そろそろ今年も紅葉の時期を迎えますね。日本列島も北から南へ紅葉前線が移っていきます。もうすでに北海道の大雪山系は、最盛期を迎えます。大雪山も初冠雪が伝えられて気温の低下と共に、北海道全域が紅葉に包まれます。日本の四季は、その季節ごとに色分けができるのです。秋は黄色、冬は白色、春は桃色でしょうか。そして夏は、青色です。いや、近頃の夏は、灼熱の燃える赤でしょうか。本来ならば、四季それぞれの区分は四分の一でしたが、温暖化が進むにつれ、その割合が歪になってきています。大げさに言うと、夏から突然冬に、冬から突然夏に、という感じでしょうか。本来は、春と秋が長いほど心地よい時間を、多く感じることができるはずなのですが、昨今は冬と夏、特に、夏の暑さを感じる時間が長く感じられるのです。地球温暖化は、諸説あります。地球創造の歴史からは、現時点は、寒冷化に向かっているという説もあります。このことは、以前にもお話をしましたので、今回は置いておきますが、体感として猛暑を感じる機会は増えています。その賜物として現在建設業界で大ヒットしているのが、体表の換気ができるベストなのです。見た目は、真冬に着るダウンベストのような服なのですが、腰のあたりに10センチぐらいの換気扇(扇風機?)が二つ付いているのです。本来灼熱である外気を、敢えて取り入れ、その換気機能によって体の熱が放出され、体の表面をクールダウンするとともに、清涼感を感じることができるという、働く人たちにとっては、救世主的な威力を発揮しているのです。街の中では、小型のハンディファンを片手に歩く人たちを見かけるのが当たり前の情景になりましたが、働く人たちは、作業する手がふさがってしまっては、能率が落ちてしまいます。しかも工事現場で扇風機や冷房装置を設置するにはコストがかかりすぎてしまいます。そこで考案されたのが、着るだけで、手もふさがないベスト状のこの服だったのです。しかも、充電式のコードレスであるため、動作を妨げず、しかもランニングコストもあまりかからないのです。これ以外にも、ベストの内側に保冷剤を入れてクールダウンさせるベストもあるようです。では冬場はどうなのでしょうか。あります!熱を発するベストもあるのです。これも充電式のヒーターをベストの中を這わせて、暖かくするのです。このように、世の中には、日常生活を快適にさせる便利グッズがたくさんあります。一番のヒット商品は何でしょうか。こびりつかないフライパン、食品ラップ、缶切りの要らない缶詰、飲料のプルトップ、自動改札機、そこまで行くならプリペイドカード、サインの要らないクレジットカードでの買い物、ネットショッピング、出前機能、ペイペイ、ポイポイ、ん?ポイポイは無いか・・・。知らぬ間に世の中は、どんどん新しい仕組みが増えていき、そのうちについていけなくなるのではと、不安も頭をよぎるのです。スーパーの買い物もセルフレジになり、商品を自分で端末に読み込ませるのですよ。そして自動精算機で支払いをするのです。音声認識も日進月歩です。アレクサ、グーグル、シリ、これペットの名前ではありませんよ。呼びかけたら返事をして、要望を聞いてくれるのです。家庭の電気製品のみならず、自動車にもこの機能が付加されてきています。そのうち、音声だけで車が運転できるかもしれません。国産車も「ハローニッサン」ですって。発車、右折、左折、止まれ、空を飛べ?もうそういうレベルがすぐそこに来ているようです。若者たちは、そんな進歩に違和感なく即座に順応していけるのでしょうねぇ。スタバの注文にしどろもどろのジイジ、バアバは大丈夫でしょうか?固定電話回線を業者変更するに際して、変更前の業者と変更後の業者に何度問い合わせても要領を得ない今日この頃なのであります。