臥薪嘗胆を乗り越えて

2021.01.20

今年も新年の陽が昇りました。コロナウィルスが世界中を席巻しようとも、陽はまた昇るのです。時間は常に積み上げられていくのです。コロナウィルスに大打撃を受けても時間と共に進んでいくのです。ワクチンも治療薬も供給できる段階を迎えています。そう、人間は何者にも負けないのです。なぜなら、全知全能の神から努力というものを与えられたからなのです。まさに、努力に勝る才能はないのです。いくら優秀な知識を持ち合わせても、それをどのように使うのかを考えなければ、何の役にも立たないのであります。去年1年間、このかがやき通信もほとんどが新型コロナウィルスに関わることばかりでした。あらゆる科学が発達した現代において、これほどまでにウィルスが拡散した歴史はありません。その新型コロナウィルスが、このたった1年で世界中に蔓延したことに今も疑問を感じているのは私だけではないと思います。もちろん、それ以前のインフルエンザは、コロナ騒ぎのせいで隠れていますが、この冬も鳥インフルエンザや豚インフルエンザが、隠れたところで猛威を振るっています。もし、この新型コロナウィルスが、他の動物や家畜に感染していくとどうなるのでしょうか。人間は、それもブロックしていけるのでしょうか。もし回避できなければ・・・あっ、すみません。新年早々、これ以上ネガティブな話はやめましょう。どのような変遷をたどっても人類の努力で必ず克服するのです。
そんな世の中で、今年は、初詣でも制限され、神社仏閣へ参らずに控えた人も多かったと思います。GoToトラベルも中止になり、自宅で過ごす人たちが増えていたのではないでしょうか。それとも、あまり気にせず、例年のように初詣や、福袋を買い求めに外出していたのでしょうか。自宅にこもってお笑い芸人オンパレードのマンネリ化したテレビ番組を見ていましたか。全国高校、大学ラグビー大会や高校サッカー大会は、観客の制限をして開催しました。新年も何かと制約の多い環境が続いています。因みに、神社や寺院にお参りするのは新年早々でなくても良いらしいです。その時々のタイミングでお参りすれば良いとのことです。コロナの対策ができてから安心してゆったりとお参りするのも一考です。コロナの陽性者が周囲にいるのではないかと、びくびくして行動するよりもそれが得策かもしれません。初詣の時期が遅れたことで、神も仏も見捨てることはないでしょうから。
何れにしても、一年の計は元旦にあり、であります。ここからの一年を皆さんはどのように設計していきますか?この先の一年を考えるとき、先ず大切なのは、今の自分の立ち位置、即ち、現状の認識が大切です。そして、その自分の現状が解れば、次にどういう結果が欲しいかです。目標でもあります。現状と到達点が決まれば、あとはどのように実行していくかです。ここに最も重要な実行力、行動力が必要になります。友人がタバコを吸っていましたが、意を決してタバコを止めました。何週間か経過してふと見るとまた吸っていました。だから聞いてみました。また吸い始めたの、と。すると友人は、しばらく止めて、いつでも止めれると確信できた。また、止めるよ、と。これでは、いつまでたっても止めることはできません。犯罪者が再犯するのもこの論理なのです。結局、何か目標を立てて、到達するということは、その過程の忍耐と実行力が必要なのです。絵空事、絵に描いた餅では、目標への到達は不可能です。到達できなくてもまた来年、と考える限り、目標点には、いつまで経っても到達できないのです。今年は、些細なことでも良いので、到達できる目標を立ててみてはどうでしょうか。心の中で決めても誰も気付いてくれません。今年の第一歩は、小さな目標を大きな声で宣言しましょう。有言実行、だぞ!