不思議の国のシーチンピン

2020.03.20

新型コロナウィルスの騒動が収まりません。中国大陸から飛び火して来たにも関わらず、日本が炎上しています。そもそも、pm25、黄砂、新型インフルエンザ等々、迷惑なことは中国大陸からやってくるのです。今回の騒動も中国国内での水際対策が早ければ、或いは、情報隠ぺいなどがなければ、少しでも拡散を抑えられたのではないでしょうか。国家自体が隠ぺい体質で、情報操作を平気でする国ですから、そもそもあまり信用できないのです。にも拘らず、共産主義国家でありながら資本主義経済を推進しているのですから、さらにややこしくなるのです。中国で起業している友人の話では、交通ルールにしても何の前触れもなく、一夜にして告知無しでルールが変わるらしく、例えば、一方通行であった道路が翌日には、対面通行になり、また知らぬ間に一方通行になるらしいのです。もちろん、これは警察が勝手に変えるらしいのです。また、救急車を呼んで乗り込むときにお金を要求するのです。もしお金がなければそのまま、放っていくとのことです。道端に行き倒れている人を善意で助けても、いざ警察が来るとこの人にやられた、みたいなことを平気で言うことが有るそうです。だから、安易に助けないのです。もちろん、すべての人がそうではないのですが、実際に体験したと友人は言っていました。土地に関しても、中国ではすべての土地が国のものですから、家を建てる時もその土地は国から借りるのです。ところが、政府が何か思いついてその土地が要るとなれば、突然立ち退きを言い渡すそうです。問答無用で。怖いですね。中国は、もう既に世界の中では大国と化しています。世界の工場となり、アメリカですら貿易相手国として無くてはならない存在になっているのです。ただ、感心したのは、新型コロナウィルスの罹患者を収容する病院を、たった1週間足らずで建設して運用にまでこぎつけたのには感心しました。これはもう唯我独尊ができる国家主席の為せる業であり、中間採決を無視できる環境であるからなのです。これが良いとは思いませんが、先日、日本の国会の参院予算委員会を中継で観ていましたが、遅々として進まない質疑と応答であり、これでは、総てが遅れ遅れになるなと実感しました。そして、質問の度に、閣僚の後ろでせわしなくうごめく黒子(官僚)を見ていると、なにやら人形浄瑠璃でも見ているようで滑稽でした。しかも、大臣によっては、まったく自分だけでは質疑にこたえることができず、常に後ろを向いて官僚からの資料提供や回答すべき文言に頼っていました。黒子たちは、目立たぬように腰をかがめて回答を用意するのですが、さながら、針金で人形(大臣)を動かす人形使いのようでひとりで失笑していました。あれ、例えば官僚は別室にいて、居酒屋の店員さんがしているようなトーキングレシーバーで大臣のイヤホンに届ける、というようなことはできないのでしょうか。そうすれば少しは、みっとも無さが緩和されはしないでしょうか。総理大臣でさえ後ろを向いて意見を求めているのですよ。ああ、無情!それにしても、総理が突然、公立学校の一斉休校を言い出したのにはびっくりしました。まさに青天の霹靂です。日を追うごとにトーンダウンしていきましたが、学校も家庭も周辺社会も開いた口がふさがらなかったのではないでしょうか。まるで戦時中の大本営発表のようでありました。感染の環境も違い、予防レベルの程度も違うのに、いきなり全国一斉の強制実施とは驚きました。教育現場は、短期間の間に何をどう実施すればよいのかドタバタであったと言っていました。何れにしても、一刻も早くこの騒ぎが収束してほしいというのが国民すべての願いには変わりはありません。